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単なるシェアのレポートで一喜一憂する事も多いが、このようなレポートは問題提起にもなっていて非常にインパクトがある。
ブラウザによるフィッシング詐欺サイトの検出、マルウェア検出などの技術的な手法については分からないが、セキュリティがインターネットにおける最大の問題になっている以上、最新のブラウザが機能の高度化を競うだけでなく、地道な努力が要るセキュリティにおける対応力でも競って欲しい。ソーシャルエンジニアリング型のマルウェアの検出実験で、IE 8の検出率が81%というのは兎も角、Safari 4が21%、Firefox 3が27%というのは困ったもの。「セキュリティは私たちの最優先事項」としているブラウザもある。
メディアにはもっとこの面からの採り上げ方をして欲しいし、ユーザである我々もこの面からのチェックをした上で、使うブラウザを判断していく習慣をつける事をしていく必要がある・・・・・・
ラベル:ブラウザ・セキュリティ